Voice-Karteの機能を活用し、職種を越えて利用者情報を一元化するカルテシステムに着手!
弊社は医療法人心司会(埼玉県春日部市、理事長:佐藤龍司)と、職種を越えて利用者情報を一元化できるカルテの共同開発に着手したのでお知らせします。
この共同開発は、従来から医療と介護の融合に取り組んできた医療法人心司会の知見を、弊社に蓄積された技術により実現化しようという試みです。
【共同開発に至った背景】
医療法人心司会が運営する介護老人保健施設しょうわ(埼玉県春日部市)では、生活のなかで楽しくリハビリを行ってきています。 そのためには、利用者の興味、メニューの立案に至った経緯、メニューの実施状況、日々の体調変化等の多様な情報を職員間で共有することが重要な課題となっていました。 今回の共同開発の契機は、利用者と向き合いながら各種情報を入力する環境をの実現には、Voice-Karteの音声解析が有効なのではとのアイディアでした。 さらに検討を重ねるなかで、付箋機能と構文解析を活用して、職種の壁を越えた情報共有も実現出来る目処が立ちました。 そこで、介護システムとも連携して、利用者情報を一元化するカルテの開発に着手することになりました。
◆利用者情報を一元化するカルテにおけるVoice-Karteの活用について
ドクターの診察時の会話、利用者とスタッフとの会話から、音声解析により医療情報、バイタル情報などを抽出・登録します。 また、介護システム等の周辺システムとの情報の受け渡しを、構文解析により効率的にします。 そして、これらの結果を記録するカルテに付箋を自動的に付与することにより、膨大なカルテから欲しい情報に容易にアクセスできるようしています。